ご祝儀袋

結婚のご祝儀で厄介なのは、いくらにするかということだけに留まりません。
ご祝儀袋についても、気になっている人がたくさんいるのです。

ご祝儀袋という物は、それなりの値段がするものです。

 

しかし現在では、安売り店を見てみると、気軽に買うことが可能になりました。
一見すると高そうな種類でも、100円ほどに設定されていることがあります。

それで見極めなくてはいけないのは、金額と比較してご祝儀袋が適切か
どうかということです。

 

心を込めようと思うと、無駄に華美なデザインのものを選ぶ人が
しばしば見られます。

これは誤りで、準備する金額とバランスを取るのが鉄則と言えるでしょう。
包むご祝儀の額が高いほど、水引が凝っている種類を選択するようにします。

判断に困ったら、ご祝儀金額の100分の1の値段のご祝儀袋を準備するのが
正しいと考えられています。

 

とはいっても、最近はデザインの凝り具合と金額が合っていないことが
少なくないため、デザインで決定した方が良い場合もあるのです。

キュートなデザインの種類も存在し、これは若者向けと言えるでしょう。

 

結婚のご祝儀袋については、結び切りの水引が付いている必要があります。
結び切りは簡単に言うと、ほどくのが容易ではない結び方を表します。

この結び方は「一度きり」や「繰り返さない」といった解釈ができ、
結婚に結び付けて考えられているのです。

 

また、蝶結びの水引が付いたご祝儀袋は「繰り返す」意味があり、
離婚再婚を暗示してしまうので、結婚を祝う上で使うのは不謹慎です。

今では飾り結びのご祝儀袋が代表格になっています。

 

いくつか挙げるとハート、花、金魚、鶴亀など、
ご祝儀袋が幸せを運んできてくれるようなデザインのものが

数多く取り扱われています。

 

結婚をする人に適した種類を追い求めるのも、良いかもしれません。