マナーについて

結婚式に出席することになり、どのタイミングでご祝儀袋を渡すのか
疑問に感じているのは、親族の場合がほとんどです。

他人の式に出席するのと同じく、たくさんの人が披露宴の受付で
渡すものと考えていますが、そのまま実行するとマナーを破ることになります。

スケジュールを合わせるのが大変だったりしますが、結婚式の前に直接本人に
ご祝儀を渡すことがマナーなのです。

 

親族に限定されず、本人に会うことが可能なのでしたら、
式までに渡しておく方が良いでしょう。

 

結婚式の本番で挨拶をする時間を確保するのは容易ではないので、
直接お祝いの言葉を伝えられるチャンスです。

 

大安の日にするのが理想的で、お盆をお菓子箱の上で代用し、
ご祝儀袋を乗せて渡すのが確実です。

 

お菓子箱の上に乗せて渡す場合には、水引がついている
ご祝儀袋をのせているので、のし紙をお菓子に使用しなくても良いのです。

余裕を持ってお祝いをした場合は、受付にお祝いを渡したことを話しましょう。

 

親族で事前に渡せなかったときには、当日結婚式前の親族控え室で
新郎新婦の両親に受け取ってもらう方法があります。

 

ただし、新郎新婦も両親も、
この日はなかなか手が空きませんので注意しましょう。

 

都合が良ければ、結婚式本番の2週間または1週間前までに
渡しておきたいものです。持参することができないときには、

現金書留で送るという選択肢があります。

 

内容としては、ご祝儀袋を現金書留用の封筒に包み、
窓口で手続きを済ませるだけです。

 

現金書留で送付するのは非常識だという認識を持っている人も
いますが、近年ではこの方法で済ませる人が増加しているため、

取り立てて気にしなくても良いのです。